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2014年11月のエントリー 

ふぃせる…白血病、残り時間少ないです。

2014-11-09 (Sun) 00:58[ 編集 ]
猫 多頭飼い ねこやしきいぬていえん 白血病
ふぃせるの時間、もうあまり無いようです。

白血病で胸水が溜まり、
安楽死の選択の説明をすでに受けています。

同じ境遇になったコと、
飼主さんの参考になればと思い動画を残します。
「あそこの家のコは、こう判断してたな」程度のものでしょうが。

以下は、発症からの我が家での選択です。
ぐじぐじしているのは…まぁ、心境と思ってください。

急性で、
発症時の通院から
「胸水を抜く時のショックで心臓が止まってしまうかもしれません」
と言うことでしたので、
病院での相談の末、
入院や、連日の投薬や注射、副作用が出る強い薬は見送りました。
早くて明日にでも。もっても数週間。
なにをしても助からないだろうと言うことでしたので、
これから先、
さらに苦しくなるだろうふぃせるに、
改めて苦しみを加算させることをしたくなかったのです。
治療は苦しみを薄めるものではないということでしたから。

食事は拒否でしたので、最低限の最低限で強制給餌はしましたが、
最期まで緩和ケアで行こうと娘とも相談。
最期の時間、
ゆっくり逝けるか、苦しむかで、安楽死のこともきちんと話し合いました。

2014/10/17から、呼吸が苦しくなったら通院。
病院では、胸水を抜くことと、ステロイドの注射。
通院の緊張で呼吸苦になるため、基本は自宅での安静。

自宅では、
高濃度の酸素吸入と、
これは自己満足かもしれないけれど、
サプリメントを加えたa/d缶もしくは退院サポート。
酸素吸入は、
思った以上に安静に効果がありました。

ふぃせるは、
ケージから出たがりもしますが、
基本的に大人しく酸素室仕様にしたケージの中にいてくれます。
ベビの時から、
夜は寝る時間で運動会をしてはいけないということと、
緊急時等にケージに入っていられるようにの訓練も兼ねて、
子猫の時は、
「夜はケージの中」生活していますので、
ケージに入っていることに対する抵抗は少ないようです。
好き勝手に移動して寝ていますが、
苦しくなると、
自分から吸入チューブに頭を突っ込んでいます。

胸水は、
どんどん溜まるものではなく、
ジワリジワリと溜まり、
ある程度まで溜まればそれ以上はすすまないということでしたので、
体重が2kgをきるところで、
胸水を抜いて、たんぱく質や血液を失うより、
呼吸に変化が無い限り、
生命維持を優先にしましょうと説明を受け、
胸水を抜くことをいったんやめました。
苦しいことは苦しいようですが、
胸水を抜いた後の時間経過の呼吸の変化より、
抜かないでいる時の方が変化が無いようです。

お顔を上げるようになったり、
お口を開けて呼吸するようになったら、
呼吸優先でまた水抜きをする。

……ということですが、

その状況になったら、
最期を覚悟するという判断ももちろん考慮に入れてあります。

前回の通院で、
「ケージから出たい時は呼び掛けてきます」とか、
ケージから出たら「好きな場所までテコテコ移動します」とか、
「トイレは自力です」とか、
「にゃンモックには登れます」とか、
日中の行動の説明をしたところ、
先生に言われました。

状況的には、
とても苦しいはずだし、
食べられなくなった時点で安楽死を選択します。
けれど、
もしふぃせるちゃんが僕の猫で、
ここまで明確な意志表示があったら、
僕も安楽死をするかどうか迷います。


最終判断は、
病院から「諦めてください」と言われない限り、
最後まで難しいことだと思います。
けれど、
どうか、
簡単に決めたことだというようにだけは取らないでください。


見たくないよ…というヒトは再生しないようにお願いします。
音量注意です。




明日は、朝一番で通院します。


もう通院も「怖いこと」でしかありません。


すもも ぽちっと


どうか、
最期の時間は穏やかでありますように。

ふぃせるにこれ以上の苦しみがありませんように。